アルメニアの民謡メドレーのような曲*アルメニアンダンス

こんばんは!ninaです。


本日紹介する曲はアルメニアン・ダンス パート1です。


アルメニアン・ダンスと言えば吹奏楽やっている人にはとってはおなじみの、

アルフレッド・リードの作品の一つです。


曲名に何故パート1??と思いますよね。

じつは、アルメニアン・ダンスにはパート2があります。

パート1が単一楽章、パート2が3楽章分を合わせて1つの組曲になるのですが、

「出版上の都合」とのことで別々の出版社から出されています。

(↑どう都合があったのかは明らかにされていません・・・)

そのため、パート1、パート2と分かれているのです。


曲の構成は、以下5曲のアルメニア民謡のメドレーのような形式で、

パート1だけでも1つの組曲のような構成になっています。

Tzirani Tzar 「杏の木」

Gakavi Yerk 「ヤマウズラの歌」

Hoy, Nazan Eem 「おーい、僕のナザン」

Alagyaz 「アラギャズ山」

Gna, Gna 「行け、行け」


日本の吹奏楽ファンにとても人気のある曲ですが、

多分、プレイしているほとんどの方が、

「アルメニアってどこの国?」て感じだと思います。(笑)

アルメニアは↓ここら辺の国ですよ。

戦争やら冷戦やらうるさそうな国が周りに多いですね。(汗)

実際歴史を見てみると、

オスマン帝国や今でいうイラン(当時は別の王朝ぽいけどよくわからなかったので割愛)に分割統治されたり、

イラン側が今度はロシア領になったり、

国内でもオスマン帝国の支配下にいたアルメニア人の反発も大きくなって、トルコ人民族主義者との対立が激化したり、

有名なアルメニア人虐殺が起きたり・・・


・・・ざっと見ただけでもおなか一杯な歴史・・・

とにかく、周辺の権力や圧力の影響を沢山受けていた歴史です。

(実際、独立国家になったのはソ連が解体された1991年のことです。)


・・・なんだか音楽の解説ではなく

歴史の授業のようになってしまいましたが、

全国の学生が一度は吹きたい!というくらい人気の曲です。

実際に聞いてみたい方は↓こちらからどうぞ!


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